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パリで観る1日1映画:写真モデル→ヒゲのひと


by ciaoamiko
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09/05/05 センセの言う事を真に受けると・・・

09/05/05 センセの言う事を真に受けると・・・_a0034269_20394768.jpg今日の映画 : "Allemagne année zéro (Germania anno zero/ドイツ零年)"
製作年と製作国 : 1948年、イタリア
監督 : Roberto Rossellini
出演 : Edmund Meschke, Ernst Pittschau, Ingetraud Hinz, Franz Gruger

昨日は第2次大戦終戦記念日でした(フランスでは休日ですが、今年は日曜日と重なってしまいました)。それにちなんで、Arteというドイツ・フランス共同運営のテレビチャンネルでは、戦争ものプログラムでした。そして1日の終わりにこの映画、、、暗いです。ロッセリーニの『戦争三部作』のひとつ。終戦直後の廃墟と化したベルリンを舞台に、貧しい一家の運命を描いた作品。病気の父、ナチ党員の生き残りで身を隠している兄、と働き手のいない家族内で、姉だけが唯一キャバレーで外人相手に交際して、苦しい家計を助けている。12歳のエドモンドも、食い扶持を探して街をうろつくが、なかなかうまくいかない。そんな時、以前通っていた小学校の教師に出会い、、、。セットではない、本物の廃墟のベルリンの様子が、戦争の傷跡を生々しく描き出しています。俳優は全て素人だそうです。
by ciaoamiko | 2005-05-09 20:44 | 仏以外の外国映画